校長より

 北海道岩内高等学校のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。

 
 岩内町・北海道の担い手となる生徒を育成し、共生を意識した生徒一人ひとりの生きる力の育成と多様な進路実現ができる学校をめざします。

────  生徒一人ひとりが主役である岩内高校 ──── 

かつてニシンの千石場所として栄えていた岩内町は日本各地から人々が集まり、活気に満ちた町でした。そんな岩内町ではさまざまな人々の交流によって優れた文化が生み出され、絵画や文学などの芸術を広く普及し、現在に至るまで岩内町には文化的・芸術的な風土が感じられると言われます。

 岩内高校は、今年で開校106年を迎える道内の中でも古い歴史を持つ伝統校です。これまで2万人を超える多くの卒業生が地元岩内町はもとより北海道、そして日本各地で活躍されています。

岩内岳と日本海に面した岩内港の間に位置する本校の校訓は「仰岳大志(ぎょうがくたいし)」「望洋前進(ぼうようぜんしん)」。将来への大きな希望を胸に秘め、その実現に向けてひたすら前向きに進んでいく本校生徒の姿を、岩内町の自然に照らして表現した校訓です。
 
 本校生徒はこの校訓のもと「岩内町から世界を見据え自らの強い意思で行動し、広大な心で困難を乗り越え自他共に思いやりの心をもつ生徒」の育成を目指して、社会の形成者として主体的に関わる資質・能力を養い、地域に貢献できる人材の輩出に努めていきます。
 
 「生徒一人ひとりが主役である岩内高校」として、教職員が一人ひとりの生徒に手厚く関わり、生徒一人ひとりの可能性を引き出すとともに自己実現、進路実現を目指します。
 
 また、地元、岩内町を通じて、生徒や保護者のために多大なご支援をいただいているだけではなく、就業体験や学校祭では、地域の方々や保護者の皆様、岩内町の心温まるご協力により、大きな成果を上げています。

 地域に根ざした伝統校として、更なる教育活動の充実に努め、生徒や保護者の皆様はもとより、地域の方々の期待に応えられるよう、皆様から愛される学校づくりに努めてまいりますので、よろしくお願いいたします。

 

令和7年4月1日
北海道岩内高等学校長

一岡 憲和