教員:「大化の改新は唐の律令制をモデルに公地公民制による中央集権国家建設を目的としたもの。」です。
生徒:「あれ蘇我入鹿が討たれた事件ではないのですか。」と。
教員:「いいえ、それは乙巳の変ですよ。昔と今では教科書の文言や記載が少しづつ変わってきていますからね。中世の建武の新政も昔は建武の中興でしたし、近世の慶安の御触書も研究が進んだことにより教科書から見なくなりました。」と。
そんな授業時の生徒との何気ないやり取りから、課題が出されました。
この課題以外の添削等しながら感じるのは「自ら調べる力がついてきた」、「教えるよりも理解度が深い」ということ。
与えられた設問や史料、資料をどう分析して、帰納的に論理性をもって論述するか。欲を言えば出題者の意図するところまで「眼光紙背に徹する」ことができるよう、授業を通して成長して欲しいものです。
課題提出を通して、生徒の成長を見守ります。
6月29日に積丹町の神威岬で撮影会を実施しました。
現在の3年生部員は4年前に「積丹ブルーを追いかけて」のHP記事を見て入部を決めたということもあり、当時の様子を思い返しながらの撮影会でした。(あのときも気温が高く風が強かった記憶があります)
開催前に集合写真。(モデルさんにもご協力を頂きました)
さて、先端を目指し歩きましょう。
風が強いので休憩もしながら。
先端に到着したときに眼前に広がる岩と、積丹ブルーを見たときは何時もながら「来てよかったな」と。
今回の撮影会で撮影した写真をどう作品としていくかは部員たちが創意工夫をこらしながら考えてくれます。ご期待ください。
後志管内高等学校の校長会が岩内高校の当番で行われました。いわない高原ホテルに隣接のビール工房でランチの後、オーナーから岩内でのビール作りに関する説明を受けましたが、その店舗の壁にも本校美術部の作品がありました。その後、例の露天風呂の壁画を鑑賞、支部各校の校長全員が感嘆の声を上げていました。「これはすばらしい!岩内の誇りですね!!」美しい空、海、山、そして美術部の作品、どれをとっても岩内町はステキです。
今朝の新聞にも掲載されましたが、本校美術部11名が町内の温泉宿泊施設、いわない高原ホテルの露天風呂改修工事に伴い、大壁画の作成に取り組みました。岩内町の名産品、そして風呂場の定番は富士山、ではなく岩内岳がそびえている特大の作品が完成しました。本校美術部の活躍は地元では有名で、創作した部員たちも大喜びです。温泉をご利用の際にはぜひこの高校生絵師による作品を堪能していただければと思います。
6/15(日)国民スポーツ大会が小樽で行われました。各校多くの選手が高体連の支部大会で引退し、新しい世代の戦いになります。岩内高校では1年の新キャプテンが初勝利をあげることができました。残りの1、2年生は夏休みに行われる支部の大会で初勝利を目指し、今後練習に励んでいくことになります。
そして、6/17(月)~20(木)高体連全道大会が釧路で行われました。男子ダブルス1組が出場。函館の強豪相手に序盤は競ることができましたが、1回戦敗退となりました。全道大会では、実力を発揮できない生徒も見かける中、岩内ペアは実力を出しきったと思います。3年生はこれで完全に引退です。おつかれさまでした。