北海道岩内高等学校は積丹半島の南側に位置し、岩内岳の麓、海や山などの自然豊かな町、岩内町にあります。
本校は、1919(大正8)年に岩内町立女子職業学校として開校し、1934(昭和9)年に北海道庁立岩内高等女学校、1948(昭和23)年に北海道立岩内女子高等学校となりました。また、もう一つの前身である、1940(昭和15)年に設立認可された岩内町立北海道岩内中学校は、1948(昭和23)年に北海道立岩内高等学校となりました。
この二校が1949(昭和24)年に統合され、北海道岩内高等学校と改称して現在に至っています。
開校からこれまで2万人以上の卒業生を送り出し、104年の歴史を刻んでいます。
現在、各年次それぞれ3学級(普通科2学級、地域産業ビジネス科1学級)、全校生徒215名(2023年4月1日現在)が在籍しており、文武両道をモットーに多くの生徒たちが学習や学校行事、部活動などに励んでいます。部活動では、体育系と文化系ともに、多くの部が地区大会で優秀な成績を収め、全道大会や全国大会に出場しています。
特色ある教育活動としては、毎年7月の学校祭において3年生が創作ダンス(保健体育)の集大成として本校の中庭を舞台にして演舞する「よさこい発表会」があります。
一般公開で開催される「よさこい発表会」には1、2年生、保護者の皆さんはもとより、地域のたくさんの方々が来校し、生徒の演舞に対して大きな拍手や声援をおくっています。
令和2年度より事務情報科が学科転換をし、単位制の地域産業ビジネス科となり、地域産業の担い手を育成することを目標に取り組んでいきます。
元気で素直、そして明るくエネルギッシュな生徒たちと、日々、生徒のために一所懸命、教育活動などに取り組んでいる先生方のいる学校、そして、先輩の皆さんと地域の方々からあたたかい御支援をいただいている学校、それが「岩内高校」です。