岩高トピックス

岩高トピックス

進路意識の高揚

1年次が「進路体験学習」、2年次は「業界説明会」の時間。キャリア教育(探究活動)の一環として、道内の大学、専門学校の方々が講師として来校され、生徒はそれぞれ興味・関心のある教室(ブース)で講義を受けました。どの学校の先生方も熱心に説明をしてくださり、美容、保育、福祉、建築・自動車、販売、教員、調理・製菓、音楽、IT、メイク・エステ、心理学、法学、臨床工学、公務員、イラストなどたくさんの分野に関する専門的な知識・情報を得ることができました。さすが岩高生、傾聴する姿勢、書き留めていたメモの量に驚かされました。本校の「主体的な学び」がここにもあります。次のインターンシップ等に繋げてほしいと思います。

野球部 第106回全国高等学校野球選手権南北海道大会小樽支部予選の結果

第106回全国高等学校野球選手権南北海道大会小樽支部予選に連合チーム(岩内・小樽未来創造・倶知安農業・寿都)として出場してきました。6/26(水)は開会式でした。翌日の6/27(木)1回戦 小樽水産高校と対戦、13-5で勝利し、6/29(土)準決勝 倶知安高校と対戦、1-8で敗戦しました。敗れはしましたが、3年生最後の大会、選手たちはよく頑張りました!スタンドまで足を運んでいただき応援して下さった、保護者の皆様をはじめ、町民の方々、在校生、先生方、OBの方々、そして、ライブ中継で応援していただいた皆様、本当にたくさんの応援ありがとうございました。心から感謝を申し上げます。これからも、岩内高校野球部の応援よろしくお願いします。

野球部のページへ

日本史探究の授業より

先日出された課題の提出日がきました。

恐る恐る課題を確認していくと、まだまだ粗削りな部分こそあるのですが、こちらからの問いに対してのアプローチが随所に確認できるものでした。(添削前の課題をいくつか掲載します)

 

日本史の細かい知識は社会において役立つことは少ないです。この授業で培う能力は、ある出来事に対しての「原因・結果・影響」について調べて、史料や資料等を解釈してそれを論理的に説明すること。

社会に出て何かしらの事態があったときに、どう調べて・どう分析するかという方法を身に付けていれば大きな力になります。

教員側は調べ方を教えること、より良い問題提起をすべく研鑽します。授業を通して切磋琢磨していきましょう。

しおかぜラインに決定!

神恵内線代替交通の意見交換会(第3回)が本校会議室でおこなわれました。注目の路線名称が、いくつかの候補の中から一般の方々を含むアンケートにより「岩宇地域海岸線(通称:しおかぜライン)」と決定したことが伝えられ、生徒たちも喜んでいました。さて次はいよいよイメージカラー、バスの車体、バス停のデザインを決めていきます。さまざまなアイデアが出され、青緑でシンプルなデザイン、岩内町内の循環バス「ノッタライン」との差別化を図る、などの意見が積極的に出てきました。デザイン完成は7月末の予定。乞うご期待です。

日本史探究の授業より

教員:「大化の改新は唐の律令制をモデルに公地公民制による中央集権国家建設を目的としたもの。」です。

生徒:「あれ蘇我入鹿が討たれた事件ではないのですか。」と。

教員:「いいえ、それは乙巳の変ですよ。昔と今では教科書の文言や記載が少しづつ変わってきていますからね。中世の建武の新政も昔は建武の中興でしたし、近世の慶安の御触書も研究が進んだことにより教科書から見なくなりました。」と。

 

そんな授業時の生徒との何気ないやり取りから、課題が出されました。

この課題以外の添削等しながら感じるのは「自ら調べる力がついてきた」、「教えるよりも理解度が深い」ということ。

与えられた設問や史料、資料をどう分析して、帰納的に論理性をもって論述するか。欲を言えば出題者の意図するところまで「眼光紙背に徹する」ことができるよう、授業を通して成長して欲しいものです。

課題提出を通して、生徒の成長を見守ります。