11月5日(月)4時間目の2年次選択日本史のミニ研究授業を実施しました。
担当は猪田教諭。授業公開授業週間の中での取り組みで、ミニ研究授業は2回目になります。
ICTを活用した問題設定型学習によるアプローチで「主体的、対話的で深い学び」を目指します。
まずは、個人で「問い」に対する答えを考えます。
そして、班で各自の答えを検討し、班としての答えを導きます。
この日の問いは次の3つ。
・鎌倉幕府と東国の財政と統治について、関東知行国の観点と公武二元支配の観点から、それぞれ説明しなさい。
・承久の乱による影響を3つ答えなさい。(朝廷・土地支配・西国の3観点)
・御成敗式目により朝廷の法の位置づけはどうなったか答えなさい。 ノートにまとめた答えをその場で撮影します。
モニターに映して、各班の代表が発表。
全員で検討します。
発表の様子①
発表の様子②
授業を終えて猪田教諭は・・・
・単元の指導案から、「単元全体での狙い」と「小単元での狙い」をはっきりさせたことで生徒の活動の精度が少しづつ上がってきたと感じられた。
・生徒が持っている知識を活用させ、「そこから何を考えさせることができるか」が今回の授業のポイントになります。
・ICTの活用は「課題の研究」、「情報の収集や蓄積」のためにも必要なものです。変化の激しい世界の中で求められるのは学び続ける力です。教員側は教えるよりもモチベーションを与えることが求められていると感じました。
と話しました。